馬騒ぎの記

日々の騎乗記録を、書き留めていきます。

5/20

5/20

 今日は、本当は競技に出ていた小春(こはる)の引き馬でも出来たらなあ‥とお休みを取っていたんだけど。会有馬の障碍のお馬さん達は、高校生の大会でお仕事。小春(こはる)も当然、引っ張り出されていて。

で、障碍のレッスンもなくなっていたしで・・・乗りたいレッスンは激込みだったし、唯一あった特別レッスンを入れていたら、当たって。

当然、馬場レッスンだと思って楽しみにしていたんだけど。最近、馬場レッスン取っていなかったしね。

でも・・・来て配馬を見たら、「?」。しょ、障碍ですか?? お馬は、フレンズで。久々だし、びっくりだし。ま、フレンズは、高校生の大会には出ていなかったようなので・・・良かったけどさ。

 と言う事で‥馬場レッスンをして欲しかった旨をせんせーに訴えたら、今日は長鞭でいいよと。「座りの強化をして欲しい」とお願いをして。 雨もようやく降り始めて、屋内馬場で。屋内馬場は、何故か片付けられていて広々~。馬場レッスンなのに、二面使ってのレッスンだし。らっきー♪

 脚を使う時に、座りが外れないように‥内方の脚だけ使う感覚。お馬の動きを感じて、お馬の一歩に合わせて使える脚。最初はお馬の動きを感じて、動ける範囲で。

どうしても、私がお馬の動きよりも速いリズムを刻んで、お馬よりも先に突っ込んでしまっていると言われて。むう。その時のお馬の動きに合わせた、リズムを感じて取れるようになんだけど。

お馬のリズムと一定感。まずは、脚を足すよりも一定の動きの方を意識して。お馬とずれない、そこにいられる感じ、そこで脚だけを使ってお馬を前に進めて。お馬が動いてきたところで、今度は動きが変わるタイミングで、“そのまま”の動きを続けて貰う為の脚を使って。その時のお馬の変化を自分自身で感じられてなんだけど。難しい。動き始めると、次は何もしないままで乗ってしまうし。それもお馬の動きを自分で感じられていないという事で。むう。

 速歩(はやあし)で、お馬の動きを一定に、脚を使っても座りが外れる程の使い方や加減にならずに乗れるようになったら、駈歩(かけあし)で。 駈歩(かけあし)での内方の脚。踵ではなく、脹脛の加減。強さだけを意識するのではなく、お馬の一歩前に押し出せる感覚と。一歩前に出る動きに添わせる加減の脚。

一つ目の隅角通過では、長蹄跡での動きのままで突っ込んで行けるんだけど‥その回転から自分が引けて、手も引けて‥短蹄跡ではペースダウンしているから、二つ目の隅角通過では全く動きが無くなっている状態になって。また、長蹄跡で出し直す‥回転で遅れる‥というのを繰り返すことになって、やるべき“一定の動き”が出来ていなくなっていて。

ここで、「回転で手を前に」をやるようにと言われて。この前の競技で・・・手が先に引けていると言われて、回転で手を前にするぐらいで丁度いいから‥と言われてレッスンの障碍の時にでもやってみようと思っていたトコロだったのよね。

 で、ペースと勢いに、自分がブレーキを掛けたくなるところを、手を前に。コントロールは、お馬の前脚の一歩がどこを踏むかをイメージして、そこを踏めて進めたら、回転の中でも思うラインを通れていて。むう。

ラインの先を踏む。手が引けるとブレーキになるから、そのままか前にの感覚で。乗っていく、という感じ。

物凄い爆走で、回転も直線も、長蹄席も短蹄跡も、変わらないでいられるペースのままで走り続けて。自分の腿、股関節、踵に力が入らないように。肩にも力が入らないように。足はすとんと下に下ろして。引けない。固まりそうになるのを、お馬から外れて吹っ飛んでしまいそうになるのを、馬と合わせて外れてしまわないように楽に乗り続けて。

 「変わらないペースとは、こう言うコト」と言われて。

 走った‥。物凄くいい一歩のでかい動きのフレンズで。 そして、早速やってみようと思っていた回転で手を前に出せる感覚を、練習で出来たし。

 この感じを、他のお馬でも意識してみよーっと。らっきーだったな、ほんとに。感謝、感謝。