馬騒ぎの記

日々の騎乗記録を、書き留めていきます。

3/23

3/23

 一鞍空きで、次の障碍レッスン、ライキで。

独りの予定だったので・・・これまた早めにお馬を出してくるようにと言われていたんだけど‥レッスン追加の人がいたので・・・少し早目に馬場へだけで。

 私はフラットワークが出来上がっていたので、軽く、確認と、自分の左脚で馬体を支えられる感じを意識し続けて乗って。

歩度の詰め伸ばしは、つい、脚の加減が強過ぎて駈歩(かけあし)になったりしてしまったけど。もう少しお馬の動きを自分で感じられて、加減を意識出来るようにしなくてはで。詰める時の、座りが先の感覚と。

 障碍は、クロスの往復から、段々と高さを上げて貰って。

でも、やっぱり‥二段の横木(おうぼく)を掛けられると、自分が引けてしまうのもあって、止めてしまって。せんせーに、そのまま手だけ前に置いてたら止まらないのに、と怒られるし。“うっ”てなるんだよね・・・。跳び切れてなくて・・・高さに慣れない。 迷わなかったら、跳べるんだけど。むう。

 連続障碍で。直線から斜めの垂直まで。ペースの感じと、お馬の動き、左手前だから迷わずに跳べて。でも、右手前に直すのは、思う感じで出来ない。

 斜めの垂直から斜めのオクサーまで。 左手前から垂直を跳んだ後、右手前に直せなくて、そのままの歩様で向けて、向かってのオクサーで・・・踏切をど外しして、障碍に突っ込んだよ。踏切外していたら、ライキはいつもなら避けるところなのに、オクサーの手前の方の横木(おうぼく)まで突っ込んで止まってしまって。せんせーには、そこまで馬が進めるのは、信用してくれていたからなのに・・・と言われるし。

で、もう一度斜めのオクサーだけやり直したんだけど‥またも同じ間合いで向けてしまって。遠目の選択だと言われたのに・・・避けもせずまた突っ込んでくれて、さすがに止まって、今度は私が突っ込んでしまって一本背負いのように吹っ飛んでしまって。今年初落馬で。はー。

 仕切り直して、常歩(なみあし)で時間をおいて貰ってから再度斜めのオクサーで。

私に迷いがあるのに、お馬に迷いが無いから‥避ける気配はなくて。でも、引けてしまうから、お馬の歩様を小さくしてしまう。 斜めのオクサーを、跳べて。そのまま左へ回転から斜めの垂直も跳べて。

今度は、反対から。右手前で奥から斜めのオクサー、コントロールして左へ回転、斜めの垂直。跳べて。

 最後に、右手前から斜めのオクサー、左へ回転してから斜めの垂直、着地からのコントロールは出来るようになったけど‥手前を変え切れずに、そのまま直線の障碍と言われて、そのままだと6歩になると言われたんだけど‥跳び込みは悪くなくて。6歩と言われていたので、ブレーキと思ったんだげと、その着地からのブレーキがいつものように中途半端で。遠目も怖くて、待とうと思ったら、自分がその一瞬で全身で“ぎゅっ”となってしまって。一歩入れて跳んではくれたけど、お馬が着地から焦って走ることになってしまって。それは、明らかに、自分がお馬を信じ切れなくて、そのままの感じを自分が我慢できなかったからで。だめだめ。

 お馬を止めるコトは出来たけど、それは単にそれまでの雰囲気でお馬が信じてくれていたからで。この自分のお馬に対する裏切りを続けていると、最終的にこの前のように信用を失くして障碍にすら向かえなくなってしまうだけになるのだという事で。

 私も、今日のライキの信用に応えられるようにライキを信用出来るようにならないと。その信頼が、自分の乗りに出てくるはずだから、と言うのが今のせんせーの言葉で。

今日の落馬の時に、エアバック作動で、背中からバーの上に落ちたんだけど、亀の甲羅よろしく背中で転がって、両足が横木(おうぼく)に膝から引っ掛かっていて、身動き取れず。起き上がれずに、じたばたしていたら・・・せんせーに引きずり出して貰ったのよ。なかなかの、見物になってしまった。

 

3/23

 今日は、午後からの二鞍にしてみて。

最初、小春(こはる)の予定だったんだけど‥小春(こはる)がお疲れで肢も上がらくなっていると、結局ライキにお馬を変更でのレッスンで。 一鞍目も二鞍目も独りの予定だったので、一鞍目はフラットワークとお馬のトレーニング的なレッスンで。

 フラットワークでは、脚を動かし過ぎない、拳を前に置いたところで乗れるように意識して。でも、最初の動きが悪いのを自分の脚をちょこちょこ使ってのお馬の動きを作ろうとするのではなくって、「重ったるい」と思ったら、その瞬間だけ思い切りお馬が反応するまで使って、止めれるようにでの使い方をするようにと言われて。一瞬で求める。いつまでも続けない。そのお馬の動きをもっともっと自分が感じて判断出来るようにで。

 速歩(はやあし)でのお馬の動き、駈歩(かけあし)での詰め伸ばしで脚のタッチと加減、詰める時の座りだけで拳を使わずに出来る加減とを意識して。

ブレーキの効きが、いつにも増して良くて。

 障碍は、三つの横木(おうぼく)のバウンスからで。 駈歩(かけあし)で右手前だと、とどかなくてばらけてしまって。むう。お馬が左へずれているのを、自分の左脚で支えていられる感覚で、向かって向けてと。 お馬がいがんでいるから、真っ直ぐではないから、歩様が前に出ないと。

駈歩(かけあし)を速くではなく、一歩を前に。そのままのリズムとペースで三つともの横木(おうぼく)。

 左手前は、お馬の歩様が常に右よりも大きいから、普通に横木(おうぼく)だと通過出来るし。手だけ前に。バランスはそのままで。変わらない。

横木(おうぼく)三つが少しだけ高さが付いて。それでも、蹄跡(ていせき)から変わらない駈歩(かけあし)を作って、同じリズムでお馬の歩様だけ、前に。 やっぱり右手前が・・・お馬が硬い。せんせーに、「それでいい」と言われながらだったんだけど、段々とお馬も身体が使えるようになってくると自信もついてくるからと言われて。一歩ずつが、ガタンゴトンと真上に真上に上がって跳んでいく感じ~。それを前にお馬が背中を使って進めれるように。自分の拳を引かない、前に出して、左にずれるのを左脚で支えながら、右の拳を前に出したままで誘って。その姿勢で、自分が自分のバランスを変えないでいられるように、支えられて乗っている感覚。お馬がいい動きで前に出てきたら、その動きに付いて行く乗りで、自分が引けない、ぐらぐらしない。

だんだんと、お馬の動きが柔らかくなって。三つのバウンスを両手前とも変わらない感じで通過出来るようになって。多少の左右差はあるけど。

 で、また早目に終了。