馬騒ぎの記

日々の騎乗記録を、書き留めていきます。

4/29

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 『第21回 みっきいホースフェスティパル馬術大会』 最終日

 80cm、ライキで。

今日も出番は後半で。しかも今日はライキでのエントリーは、私一人だし。下見の後、のほのほと戻ってからの馬装で。今日も自分で軽く運動してからの、せんせーの乗り替わり。

せんせーの、入念な下乗りでの跳びの踏切は気になってはいたんだけど。

乗り替わったら・・・直ぐに駈歩(かけあし)、その駈歩(かけあし)が‥目がまん丸になるぐらい、でかい一歩。「うわ~、仕上げられている!」と。で、その駈歩(かけあし)に乗っていけるようにと思って乗っていたんだけど、「肩が硬い、肩で止まっている!」言われて。肩の力を抜く、脚を放さないで。跳びも、はたくし。

 で、本馬場へ。

敬礼、発進から、お馬を前に。もう少しと思って出せたところで、せんせーに「そのまま!!」と言われて。そのまま、脚だけ挟んで待って。第一障碍へ。跳んでからの第二障碍への右へのくの字のラインは・・・お馬のでかい一歩のいい動きを、どんどん加速させてしまって。いい動きのところで待たせられなくて。むう。

右へ曲げて、障碍には向けたものの‥自分の乗りが外れているのと、行きっ放なしなのとで、お馬に急に障碍を見せるカタチになった避けられて。むむー。

左へ巻いて、やり直して跳べて。

そこから、左へ回転、第三障碍へ。緩い左へのラインを、9歩で第四障碍。

第四障碍から左へくの字のラインも9歩だったんだけど、加速していくだけになって、8歩で跳び付かれての第五障碍で。着地からコントロールは出来たけど、内のラインも回ったけど‥乗れてないし、座れてないし、脚も外れているから、向けただけでは、お馬は障碍を見ていなくて。で、第六障碍で止まった。むむー。

今度は、冷静に、大きく回ってから、直線を長く取れるように意識してから、第六障碍で。そこから直線7歩で第七障碍で。着地からお馬が加速。大きく跳ばれた感じではなかったんだけど、コントロールのつもりだったんだけど、コントロールしきれてなくて右への回すだけになって、座れてなく、鐙も外れて。最終障碍だったけど、右回転でのアプローチだし、向けたとしてもお馬に避けられる雰囲気しか感じられてなくて。でも、諦めずに向けるだけ向けたら‥お馬は跳び上がってくれて。付いて行こうと、必死。

でも、落下しながらでも越えてくれて。そして、落っこちそうなほどお馬から外れているのに、怒りもせずに指示を聴いてくれて止まってくれて。

あー、なのに、乗れてないだけの感覚でしかない自分の走行。ライキ、ごめんよ~。

 それでも、そのライキの動きと走り、跳びに乗れるようになりたいと本当に思って。恐くはなかったし。自分が乗れてなくてこうなっているのしか思えなかったし。昔ならこの仕上がりのお馬に乗るのが、恐くて怖くて仕方がなかったのになあ。

ワーグナーに乗せて貰っていた時のコトを思い出したし。

 でも、戻って来たら、午後からせんせーに「もっと冷静になりな。乗れてないところで乗ろうとしても、競技でする事じゃないだろ?」やりたいなら、もっと練習でそのお馬の動きの幅を自分が乗れるように広げるコトをやらないと、と言われてさ。

 久々、悔しくて泣いたわ。

(ま、昨日の雰囲気で回って帰ってこれたら、今日の感じだったら、入賞はしていたかもとは思えるんだけどね。)