馬騒ぎの記

日々の騎乗記録を、書き留めていきます。

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 二鞍目は、ライキで。 何だかばたばたしていて‥もしかしてレッスンが無くなるのかと思ったんだけど、まるで去年みたいだなあと思ったりしていたんだけど。 結局、早めにレッスンをするということになって。らっきー♪

 フラットワークでは、「騎座の角度を変えない」と言われて。 それが、馬のバランスを支えるというコトだと言われて。むう。

股関節の角度、その角度を変えない為に背中を張って耐える感じ。少し、その感覚がはまった。 で、その感じを維持するのに、踵を落として、鐙にもっと体重を掛けて。踵を使わずに、もっと脚を添えたままでいられる感覚。

でも、馬がしんどくなると自分が身体を使って押そうとしてしまっていて。それは、“変わっている”コトになるので、駄目で。むう。 そのままをキープを、自分で我慢、耐えられるようにで。その方が、お馬の駈歩も崩れなくて。

半巻(はんま)きから反対駈歩(かけあし)のままでとか、小さく巻乗(まきの)りとか。 私がしくじったのもあるんだけど‥やり直しで、発進から反対駈歩(かけあし)をするように言われたのは・・・ちと難題だったなあ。お馬の顔を無理矢理反対に向けて出したけど。

 障碍は、クロスから避けられ続けて。 押すのも、追って跳ぶのも違うと思って、ずーっと同じ雰囲気のままで向けているだけになってしまって。

結局のところ、最終的に解ったのは、最初のこの時点で“もう少し前”で、お馬の一歩が障碍を跳べる一歩になるように踏み出せていなかったから、お馬が怖くなっていただけだったというコトで。もう少し動かせる駈歩(かけあし)を作れて乗らないとだったと。むむー。

“変えない・変わらない”感覚と、やらなきゃいけない感覚とが、合っていない。それは「お馬を知らなさ過ぎ」と言われるところだし、お馬の動きを自分自身が乗っていて感じられていないところで。

で、久々、せんせーに乗り直して貰って。悔しい。

避け続けた時こそ、最後まで丁寧に、お馬の信用が得られるまで気を抜いちゃ駄目だし、信用を得るために自分がやり続けられるコトを考えなくてはで。

 切々と語られた。

 乗り替わって貰った後は、避けられるコトは無かったんだけど‥今度はお馬が怖くて最後の一歩を入れられずに大跳びで通過していくだけにしてしまって。待たせられない、待たせようと出来なくて。押している訳ではないんだけど‥一緒だと言われて。

敢えて、失敗したにもかかわらず続けて跳ぶようにと言われるところで、お馬の勢いに任せようとして、余計にお馬を慌てさせるだけになるし、「6歩で」と言われたところを突っ込むしでその後走られるだけだし。

 最後のやり直しは、お馬の駈歩(かけあし)が小さいままで、ブレーキを掛けたままでの向けての直線で、7歩でいってしまって。それは、意味がないと言われる感覚だし。お馬の一歩を作る、手で持ったところの駈歩(かけあし)で向かわない、回転でも持ち過ぎないで。持つからお馬がいがんだまま前に出れてなくて跳べない。

 大きく跳び込んだ着地からブレーキ、最後まで待たせ切る拳を譲らない感覚。 練習なんだから、止まっても何ででも、6歩にしようとやり切ろうとするのが本人の必要な意志だと言われて。それが練習としての質が上がるコトと。むう。

練習の時点で、「出来ないから‥」と自分に許していたら、いつまで経っても出来るはずもないと。だよなあ‥。ある意味もそこは馬が良ければ、出来れば、出来るような気もしていて、自分に責任を持たせていなかったのは事実で。

 自分自身のやりたいコトに対しての、やるべきコトの考え方。 出来るコトは増えているんだけど‥だんだんと、お馬にやって貰うという感覚よりも、やらせられるという感じが増やせるように乗っていけるようにならないとで。

 今年の、一つの目標だなあ。

 

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 初乗りは、小春(こはる)。 すごく前向き。

フラットワークまでは、それでも柔らかく乗れていて、お馬も落ち着いてコントロール出来ていたと思うんだけど。むう。

 バランスを変えない。回転、隅角通過の時に手だけ強くならないように。脚を足してお馬が差さってくるのを待たせる。何かあった時に対処するのではなくって、前もって脚を使ってお馬の動きを作れるようにとで。で、自分の強い扶助・力を掛けずに誘導出来る感じで。

 障碍は、速歩(はやあし)からで。横木(おうぼく)、その4歩ぐらい先に縦に並べた横木(おうぼく)の間を真っ直ぐに通過出来るようにと。 変わらない感じとバランス。誘導も脚で真っ直ぐにと。回転は、先にどちらに曲がるかを馬に伝えて。

 駈歩(かけあし)でも同じ感覚。 高さもないからと、ゆったりのリズムで向かって。落ち着いているんだけど‥着地からのところで自分がバランスを崩す、お馬が慌てる。踏変の時に、お馬のバランスを突っ込ませるのではなくて、起したところで。 手でコントロールしないで。

 少し高さが上がったところで、ちと押して跳んでしまって。後は・・・お馬が焦って障碍に向かうので、駄目で。巻乗(まきの)りをしたけど‥戻せなくて。むう。

お馬を焦らさずに、やる気を削がずに、丁寧に向けて跳んで貰う。でも、お馬が飛び出す感じで、待たせ切れない感じで、怒涛のように突っ込んで跳んでしまって。恐~ってなって。

でも、もっともっと、踵を下げて座って、控えたところでコントロール出来るようになんだけどなあ。つま先立ちになっていると、言われるし。

 やる気満々の小春(こはる)の初乗りだったなあ。